2026/06/26 09:00
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“地域の日本酒コンシェルジュ”
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創業1911年の酒屋、小川屋酒店です。
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「酒は百薬の長」?!
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⭐「酒は百薬の長」
この言葉を、お酒を飲む理由にしたことはありませんか。 けれど実は、この言葉にはあまり知られていない続きがあります。
鎌倉時代の『徒然草』には、
「百薬の長とは言へど、万の病は酒よりこそ起れ」
と記されています。
昔の人も、お酒が健康を害することを知っていたのです。
現代の研究でも、少量の飲酒であっても健康リスクがゼロではないことが明らかになっています。
では、「酒は百薬の長」は間違いだったのでしょうか。
⭐お酒がくれるのは”健康”だけではない
私自身、お酒が好きです。
だからこそ「少量でも健康リスクがある」という話を聞くと、どこか複雑な気持ちになります。
飲まないほうが健康なのかもしれない。
でも、気の合う仲間と交わす一杯や、仕事を終えた夜にゆっくり味わうお酒には、健康指標だけでは測れない価値があるように思うのです。
祝いの席で杯を交わし、懐かしい友人と語り合い、一日の終わりにほっと息をつく。
人はずっと、そんな時間を大切にしてきました。
「酒は百薬の長」という言葉が今も語り継がれるのは、健康効果のためではなく、
人の心を和ませ、人と人をつなぐ力があるから
なのかもしれません。
⭐古代から続く“お酒との距離感”
古代中国の『漢書』には、「酒は百薬の長、嘉会の好」とあります。
お酒は最良の薬であり、楽しい集まりに欠かせないもの。
一方、日本では古くから飲み過ぎへの戒めも語られてきました。
つまり先人たちは、お酒の良さだけでなく危うさも理解したうえで、
ちょうどよい距離感で付き合っていたのでしょう。
現代医学では、飲酒量が増えるほどがんや脳卒中、心血管疾患などのリスクが高まることがわかっています。
結論だけを言えば、「健康のために飲むべきものではない」 というのが現代の答えです。
お酒は健康食品ではありません。
ましてや毎日飲まなければならないものでもありません。
⭐お酒は”人生の彩り”として
お酒は嗜好品です。
好きなコーヒーを飲むように。
お気に入りのスイーツを味わうように。
特別な日に少し贅沢をするように。
人生を彩る楽しみのひとつとして味わうもの。
仕事を頑張った日の一杯。
家族や友人との楽しい時間。
美味しい料理との出会い。
そんな場面で味わうお酒には、アルコールの量以上の価値があります。
大切なのは量ではなく、
時間を楽しむこと。
酔うためではなく、
味わうために飲むこと。
もし「酒は百薬の長」を現代風に言い換えるなら、
『酒は人生の彩り。だが主役ではなく脇役である。』
そんな距離感が、お酒と長く心地よく付き合う秘訣なのかもしれません。
今日の一杯も、飲まない夜も。
自分にとって心地よい距離感で、お酒と向き合っていけたらと思います。
皆様はどのようにおもわれますか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
本日のおすすめです。
よろしくお願いいたします。